①なぜ株を始めたのか
僕が投資を始めたのは、今から3年前のことです。
もともとお金に関しては「堅実こそ正義」という考え方で、会社の企業年金もリターンのない安全なものを選んでいました。減る可能性があるなら、自分が働いて稼いだ分だけ確実に貯まっていけばいい──そんな価値観でした。
しかし、2024年に新NISAが始まり、当時3歳の娘と妻の3人家族で暮らす中で、少しずつ“将来への不安”が大きくなっていきました。妻は看護師で夜勤ありの共働き。お金に困っている実感はないものの、ニュースで取り上げられる老後2000万円問題、そして娘の教育費。「このまま貯金だけで大丈夫なのか?」という漠然とした不安が心の中に残っていました。
当時の貯金は約800万円。
娘が大学に進学するまでの教育費でほぼ使い切るだろうと考えると、その先の夫婦の生活費をどう準備するかが課題でした。
そこで、「このお金を運用して、少しでも将来の蓄えになればいい」という思いから、投資を始めてみることにしました。
②積立投資信託を選んだ理由
投資を始めようと考えたとき、正直なところ「何から始めればいいのか」まったく想像がつきませんでした。知っていたのは、NISAが利益に対して非課税になるということくらい。少し調べてみると、まずはNISA口座を開設する必要があるとわかりました。
そこで、普段から預金口座として使っていた銀行でNISA口座を開設。証券会社ではなかったため、選べるのは投資信託のみでした。
初めて「お金を運用する」という行動を取ることに、正直怖さもありました。だからこそ、成長枠で一括投資するよりも、積立の方が安全ではないかと考えました。ここでも僕の中にある「堅実さ」が判断の軸になりました。
積立額は月10万円。
初めての買い付けボタンを押す瞬間は、手が少し震えるほど緊張しました。それでも「一歩踏み出せた」という実感があり、今でもその感覚をよく覚えています。
③成長枠で一括投資した理由
積立投資で月10万円の投資を始めてから数ヶ月が経ちました。その間に、投資信託に関する本やブログを読みながら情報収集を続けていました。
積立投資の評価額は微増といったところで、値動きにも少しずつ慣れてきました。調べていく中で、「投資信託は初期投資の金額が大きいほど利益が伸びやすい」という情報を目にするようになりました。
積立投資は、設定してしまえば評価額を見るくらいしかやることがありません。投資を始めたばかりの僕は、どこか“もっと何かしたい”という気持ちもありました。
銀行に預金として眠らせておくより、成長枠で一括投資した方が長期的なメリットが大きいのではないか──。そう考えるようになり、積立は一旦ストップし、240万円を先進国株式インデックスに成長枠で一括投資しました。
初めての大きな投資額に緊張もありましたが、「長期で育てるなら、この選択は間違っていない」と思えた瞬間でもありました。
④個別株を買い始めた理由
2025年の年初、成長枠で先進国株式インデックスを一括購入しました。2024年は増減がありながらも評価額は順調に伸びており、このまま5年間で1200万円の枠を埋めるつもりでした。
そんなある日、電車の中で「ほったらかし投資」という見出しの本の広告が目に留まりました。インデックス投資を一年ほど続けてきた僕にとって、個別株投資はどこかギャンブルのようなイメージがありました。しかし、その本のタイトルが気になり、購入して読んでみることにしました。
読んでみると、内容が自分の考え方にとてもフィットしていると感じました。基本的に買った株は売らない」「毎年配当金が入る」「優待で楽しみながら生活費を下げられる」──この考え方に強く惹かれました。
それまで個別株は「どれを選べばいいかわからない」と思っていましたが、本を通して選定の基準が少しずつイメージできるようになりました。そこで新たに証券口座を特定口座で開設し、個別株投資をスタートさせました。
⑤優待株の活用方法
実際に購入している優待株は、生活の中でしっかり活用しています。
・クオカード → ガソリンスタンドで給油
・アパレル系商品券 → 子ども服の購入
・カー用品優待 → 車検やメンテナンス費用に
・ギフトカード → 日用品の購入
・テーマパーク入場券・ホテル割引券 → 家族旅行に利用
家族3人それぞれが株を保有するようにしており、優待利回りの良い銘柄を分散して持つことでコスパを高めています。 現在の家族保有銘柄数は **28銘柄**。 少しずつ増やしながら、生活費の一部を優待でまかなう仕組みを作っています。
優待を使うことで、家計の支出が減るだけでなく「投資の成果を実感できる瞬間」が増えます。 家族で「この優待、次はどこで使おうか」と話す時間も楽しく、投資が生活に自然に溶け込んでいく感覚があります。
⑥まとめ
ここまでお話ししたのが、僕が投資を始めてから現在に至るまでの考え方の変遷です。今も情報収集を続けながら、どんな投資活動が自分たち家族にとって最適なのかを模索しています。
現時点では、投資信託は一旦追加投資をストップし、生活に直結する優待株を少しずつ増やしていきたいと考えています。
優待株を活用することで生活費を抑えることができますし、何より優待品が届く瞬間の喜びがあります。その喜びを家族で共有できるというのが、僕にとってはとても大きな価値です。
このブログを通して、僕自身が感じている「投資の楽しさ」や「生活が少し軽くなる感覚」を、読んでくださるみなさんとも共有できれば嬉しいです。



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